私がその話を聞いたのは先週の土曜日でした。


仕事を終えて、彼にメールしました。
ブログで書いた記憶はないけど、ほぼ日課です。
疲れすぎてる時はしないし、たまに向こうからもきます。


その日もいつもと同じようにメールしました。
内容はいたって普通で、
今日も疲れたわー(>_<)とか
そんなもんです。


自然な流れで、聞きました。
「今日は何してたの？」って。
前にバイトの日を教えて貰ったメールに
その日の日付はなかったから。


そしたら、
落ち着いて聞いて欲しい事があります。
っていうメール。


色々なことが頭をよぎったんだけど、
とりあえず、どうしたの？
と聞きました。



彼からのメールの内容を掻い摘むと。


彼のお母さんがいま入院していること。
少し前に検査して、乳がんが見つかったこと。
前日に手術したこと。
手術は無事に終わって、容態も安定していること。
今まで言い出せなくてごめん。ってこと。



これを聞いて（正確にはメールで見て、なんだが）、
喉の奥ら辺がキューって締め付けられた感じになった。


彼のお母さんには、ここ１年くらい会っていなかったけれど、
気さくな人で、彼の家にお邪魔するといつも
「いらっしゃ～い。」って言ってくれてました。
私が大学合格した時には（もう何年も前だなぁ）
ちょっとしたプレゼントもくれました。
肝っ玉というわけでもないだろうけど、
男の子を３人育てただけあって、サバサバしてる人です。



そんな方が、どうして病気にならないといけないんだろうか。



彼が話してくれなかった事には
寂しさは感じたけれど、怒の感情はなかったです。
ていうか、そんな感情すら持てない。
彼も私の仕事の疲れとか、心情（冬に母親が他界してること）とか
諸々考えていてくれたはずだから。
何より、彼のお母さんが、彼の誕生日の時
私と会う前に彼に対して「言わないで欲しい」って頼んでたそうだから
何も言えないよね・・・。


何で気付けなかったんだろうって感情が少しあります。
会っていない間にどんどん事が進んでいたならともかく、
会った時にも少しずつ話が進んでいたんだから。


でも、こればっかりは分からないよなぁー…。とも思ったり。
よく考えたら、私自身だってうちのお母さんが
倒れた時に、彼にはメールしたけれど、
他の子には特に詳しいことは話さずに普通にメールしていたし。



今年はこういう話が周りを飛び交っています。
年明けに自分の母親が他界して、
同じ冬に高校の同級生（親しくはなかったが）は事故で亡くなって、
初夏に知っている人がテレビで報道されるような事件に巻き込まれて、
夏が始まるこの時期に、５年半も付き合っている彼のお母さんに
がんが見つかって手術して。


…下半期はこれ以上、何も起こらないで欲しいと願うばかり（汗）



これから年を重ねるに連れてこういう話って増えるのかなぁ。
そう考えると、たまにだけど生きていたくなくなります。
自分の知っている人がどんどんいなくなるって割としんどい。
みんなそれを乗り越えて生きてるんだろうけどね。



話を戻して。
彼のお母さんの容態は安定しているみたいです。
もうちょっと安静に入院して、リハビリして（？）
退院できるみたい。
ただ、がんだから、再発が怖いです。


彼の家はお父さんが単身赴任中で、
手術時は帰ってきてたけど、
仕事に戻られたんで今は兄弟３人で生活中らしい。
お兄さんは半ニート気味（汗）だから、割と家に居るし
彼も試験終われば夏休みだし、
高校生の弟君もとりあえず夏休みだし、
なんとか生活はしていけるみたいです。
それだけは安心です。


慣れてきたとはいえ、
私もまだまだ余裕がある生活は出来ていないから
助けてあげることが難しいから。
会えた時に話を聞いたり、抱きしめたりとか
そんなことしか出来ない。
情けないけど、そんなもんかなとも思うし、
それでいいかなと思う。
支えあっていければいいかなと思う。




このブログには何度も書いているけれど、
皆さん、大切な人は絶対に大切にしてあげて下さいね。

うちの母親は救急車に乗るまでは意識あったけど、
その後数日間１度も意識が戻らず、それきりだったんですね。
だから明日があるなんて思わないで。








そんな出来事がありましたが、
毎日は待ってくれないので
私は普通に仕事に行き、
月火のお休みで普通に出掛けました。
昨日は、妹と鬼太郎みてきたし、久々に運転しました
鬼太郎は、ウェンツがカッコいいんだって気付きました（笑）
私、今まで徹平派だったんですけどね



さてさて、明日から５連勤です。
まぁこの５連勤も、途中で別店舗で研修予定だし、
最終日は半休で大学部活のコンクール見に行くので、
みっちり！って訳ではないんですけどね～。
のんびり頑張っていこうと思います。















こんなに青い空が都会でみれる日本は
意外と捨てたもんじゃないのかもしれない。

だから、この空に祈ろうと思う。


自分の幸せ、彼の幸せ、
家族の幸せ、友達の幸せ。


色々なことを。

 

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